昨日、会社の上司と休み時間を利用して『関ヶ原戦役』をプレイしました。最後まで終えることができず途切れ途切れのプレイになりましたし急なことだったので写真を撮れなかったのは残念ですが、雰囲気だけをお伝えできると思い今日はこちらに掲載させてもらいます。

途中とはいえゲームを終えて思ったのは、確かに短時間で手軽に遊べるゲームだと実感できましたねぇ。 1ターンも長考すれば時間はかかりますが、慣れてきたらタタタン! と進んでいきます。使用するカードも捨て札をシャッフルして毎回デッキを構築するので、すぐに内容も覚えられますから(しかし、廻ってこないカードって結構あったりするんですよね……)そう言う点でも理解は早いかも知れません。
お昼休み、ご飯をたべるのをそっちのけでプレイ開始。

操作の説明で時間を要したものの何とか1ターンは終えることが。西軍は早速鍋島家が九州戦域の関係で戦意喪失状態になったものの予定通り鳥居元忠が守る伏見城を攻撃。主力の島津家の攻撃が失敗し緊張が走りましたが、二撃目の立花家の攻撃が1Dで勝利。立花家の駒1つが戦闘後前進で伏見城の占領に成功しました。西軍は敦賀の大谷家を関ヶ原へ前進させたり、大津城の京極家を「調略」し着実に西を堅めていきます。2ターン開始時には順調に石田以下西軍の主力となりうる戦力が一気に佐和山へ終結して東に対して睨みをきかせています。対するに東軍は私がプレイしたのですが、取り急ぎ清洲に福島・黒田を移動させた後に関ヶ原・岐阜を攻撃。「川並衆」の合力を得ながら桑名城の氏家家を「調略」し上野城までの東軍勢力のルートを固めました。
私の短期的な作戦プランは、幸運にも2ターン開始時に吉川家の「調略」カードが手元にあり、当の吉川家は伏見城にいたことから調略による心理的な打撃を考えました。相手の戦力を削ぎぐことであわよくば最前線の佐和山の部隊にプレッシャーを与えられるのでは? と思ったのです。ただし、伏見には後詰めの宇喜多・長宗我部らがまだいたこともあり数が減るまでそのカードを切るためのタイミングがいつになるのか思案しておりました。しかも、吉川家が前に逃げられては元も子もありません。裏切りによって吉川家がどれだけ戦力になるかは別として、プレイヤーに与えるショックはやはり大きいのでタイミングあけは誤らないように心がけておりました。
2ターン途中は3時休憩のちょっとした時間に動かしてみました。西軍はなんと「侍大将」を真田家に付けて岐阜城から撤退してきた織田家と共に春日山の堀家へ攻撃を加えます。真田と堀の戦りょっさは戦力差は+3……これはとても不利です。ただ黙って攻撃を受け続けてもらちがあかないので、大博打(無謀?)とは思いますが、大筒のカードを使って乾坤一擲の攻撃を真田へ仕掛けてみました。
……結果は火を見るより明らかなことだとはわかっていたのですが、私のプレイスタイルが「もしかしたら、可能性もあるかも?」という根拠のない期待を多分に掛けるところもありまして……。若干無駄なこととはなりましたが結果堀家は全て除去されることに。
3ターンは出足からアクティブなターンとなりました。西軍は佐和山から一時的に島津家を福知山城に移し田辺城の攻略を匂わせます。東軍はこれまた幸運にも「侍大将」を引き当て主力の福島勢に付けて関ヶ原へ部隊を集結させます。
徳川家康も重い腰を上げて東海道を西へ進みます。ちなみに上杉家の睨みは結城に江戸城は秀忠に任せての出陣となります。
お、関ヶ原の戦いっぽくなってきたやん。
決戦はターンの後半、島津家が田辺城の攻撃に出るや、その隙を突いて東軍の福島家が「突撃」のカードを出して戦端が開かれました。
ますます関ヶ原っぽいやんか!!
対する西軍は「総攻撃」を宇喜多家に付けて対抗します。結果は数部隊が撤退の結果を出したものの初戦はドローと相成りました。
そして、主力の島津家が関ヶ原に戻ってきたのです。関ヶ原の戦いは第2ラウンドを向かえる長丁場となったのです……。
というところで時間切れ。3ターンは就業後プレしたのですが、色々バタバタしてじっくり進めることが出来なくなりこの時点で終了となりました。
ゲーム終了後聞いたのですが、「九州戦線の拡大」カードを西軍はずっと握り続けていたようです。ですから、島津・立花などの九州勢をどんどん前に出すことが出来たみたいで……「忍者」で何回か持っているのは確認していたのですが、確かにカードが廻ってこないはずですね。
なのでゲームの展開を予想するのはあの時点では難しいのですが、通常の攻撃だけを繰り返しても打開策は見いだせないでしょう。策略とも言える戦闘系のカードを有効に使用することで大戦を打開することは出来ます。ただし、1カ所に部隊が集結するとすぐに突破することは難しくなります。攻撃側も相手の部隊と同等の数を揃えなくては突破は難しいので、関ヶ原・佐和山間のルートはやはり決戦場としては向いているのかもしれませんね。
このターン以降は、是非皆さんの手で「歴史」を作ってくださいね。
●『ウォーゲーム日本史』関ヶ原戦役はこちらから購入できます

途中とはいえゲームを終えて思ったのは、確かに短時間で手軽に遊べるゲームだと実感できましたねぇ。 1ターンも長考すれば時間はかかりますが、慣れてきたらタタタン! と進んでいきます。使用するカードも捨て札をシャッフルして毎回デッキを構築するので、すぐに内容も覚えられますから(しかし、廻ってこないカードって結構あったりするんですよね……)そう言う点でも理解は早いかも知れません。
お昼休み、ご飯をたべるのをそっちのけでプレイ開始。

操作の説明で時間を要したものの何とか1ターンは終えることが。西軍は早速鍋島家が九州戦域の関係で戦意喪失状態になったものの予定通り鳥居元忠が守る伏見城を攻撃。主力の島津家の攻撃が失敗し緊張が走りましたが、二撃目の立花家の攻撃が1Dで勝利。立花家の駒1つが戦闘後前進で伏見城の占領に成功しました。西軍は敦賀の大谷家を関ヶ原へ前進させたり、大津城の京極家を「調略」し着実に西を堅めていきます。2ターン開始時には順調に石田以下西軍の主力となりうる戦力が一気に佐和山へ終結して東に対して睨みをきかせています。対するに東軍は私がプレイしたのですが、取り急ぎ清洲に福島・黒田を移動させた後に関ヶ原・岐阜を攻撃。「川並衆」の合力を得ながら桑名城の氏家家を「調略」し上野城までの東軍勢力のルートを固めました。
私の短期的な作戦プランは、幸運にも2ターン開始時に吉川家の「調略」カードが手元にあり、当の吉川家は伏見城にいたことから調略による心理的な打撃を考えました。相手の戦力を削ぎぐことであわよくば最前線の佐和山の部隊にプレッシャーを与えられるのでは? と思ったのです。ただし、伏見には後詰めの宇喜多・長宗我部らがまだいたこともあり数が減るまでそのカードを切るためのタイミングがいつになるのか思案しておりました。しかも、吉川家が前に逃げられては元も子もありません。裏切りによって吉川家がどれだけ戦力になるかは別として、プレイヤーに与えるショックはやはり大きいのでタイミングあけは誤らないように心がけておりました。
2ターン途中は3時休憩のちょっとした時間に動かしてみました。西軍はなんと「侍大将」を真田家に付けて岐阜城から撤退してきた織田家と共に春日山の堀家へ攻撃を加えます。真田と堀の戦りょっさは戦力差は+3……これはとても不利です。ただ黙って攻撃を受け続けてもらちがあかないので、大博打(無謀?)とは思いますが、大筒のカードを使って乾坤一擲の攻撃を真田へ仕掛けてみました。
……結果は火を見るより明らかなことだとはわかっていたのですが、私のプレイスタイルが「もしかしたら、可能性もあるかも?」という根拠のない期待を多分に掛けるところもありまして……。若干無駄なこととはなりましたが結果堀家は全て除去されることに。
3ターンは出足からアクティブなターンとなりました。西軍は佐和山から一時的に島津家を福知山城に移し田辺城の攻略を匂わせます。東軍はこれまた幸運にも「侍大将」を引き当て主力の福島勢に付けて関ヶ原へ部隊を集結させます。
徳川家康も重い腰を上げて東海道を西へ進みます。ちなみに上杉家の睨みは結城に江戸城は秀忠に任せての出陣となります。
お、関ヶ原の戦いっぽくなってきたやん。
決戦はターンの後半、島津家が田辺城の攻撃に出るや、その隙を突いて東軍の福島家が「突撃」のカードを出して戦端が開かれました。
ますます関ヶ原っぽいやんか!!
対する西軍は「総攻撃」を宇喜多家に付けて対抗します。結果は数部隊が撤退の結果を出したものの初戦はドローと相成りました。
そして、主力の島津家が関ヶ原に戻ってきたのです。関ヶ原の戦いは第2ラウンドを向かえる長丁場となったのです……。
というところで時間切れ。3ターンは就業後プレしたのですが、色々バタバタしてじっくり進めることが出来なくなりこの時点で終了となりました。
ゲーム終了後聞いたのですが、「九州戦線の拡大」カードを西軍はずっと握り続けていたようです。ですから、島津・立花などの九州勢をどんどん前に出すことが出来たみたいで……「忍者」で何回か持っているのは確認していたのですが、確かにカードが廻ってこないはずですね。
なのでゲームの展開を予想するのはあの時点では難しいのですが、通常の攻撃だけを繰り返しても打開策は見いだせないでしょう。策略とも言える戦闘系のカードを有効に使用することで大戦を打開することは出来ます。ただし、1カ所に部隊が集結するとすぐに突破することは難しくなります。攻撃側も相手の部隊と同等の数を揃えなくては突破は難しいので、関ヶ原・佐和山間のルートはやはり決戦場としては向いているのかもしれませんね。
このターン以降は、是非皆さんの手で「歴史」を作ってくださいね。
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