そう言えば、NHKでやっている「人形劇 新三銃士」ですが、日曜日の朝、総合テレビでの放送が始まりました。私は、毎週日曜日に起きて観ることは難しいことから録画することにしています。
ところで、三銃士を題材にしたゲームって結構あるのですが、このブログでも以前紹介した『三銃士―The Three Musketeers』は雰囲気も良く出ていてゲームになれていない人でもすぐに遊ぶことができる好ゲーム。先月の「かわら版」でもゲーム風景を紹介したこともありますので、「人形劇 新三銃士」繋がりでもう一度紹介しましょう。

ゲームは、本編中盤の山場とも言える「王妃のペンダント」に関するエピソードを作品に折り込んでいます。
バッキンガム公からペンダントを受け取った三銃士とダルタニアンは舞踏会が開催され王妃が国王に謁見する前にペンダントを渡さねばなりません。彼らはルーブル宮殿内を王妃の元へ急行するのですが、彼らを妨害する黒い影が……。そう、護衛隊とリシュリュー卿の配下にいるロシュフォールとミレディが彼らの前に立ちはだかるのです。
で、このゲームに関するお話し。
各々登場するキャラクターの特徴がゲームに活かされているのは、小説が土台となっている作品だけに想像は付くと思います。三銃士やダルタニアンは戦闘の際振れるサイコロの数が多くさらに4以上のサイの目でヒットを与えるのに対して、護衛隊は1人1個しか振れずサイの目5以上を出さなくては打撃を与えられません。三銃士とダルタニアンにはヒットポイントが与えられているのに対して、護衛隊側は1人1ポイントしかヒットポイントがないので、数の護衛隊vs質の三銃士とダルタニアンという構図がゲームの根底にあることは理解いただけると思います。
ゲームのプレイ順は枚ターン開始時に引かれる順番カードに記されています。護衛隊はまとめて動かせるのに対して三銃士とダルタニアンはキャラクターごとに順番が設定されており、カードによってその順番はまちまち。時には護衛隊側が先に動くことがあればその逆もあるので状況によって移動順が重要になってきます。
マップ上にはイベントやアイテムの駒が伏せて配置されているので、移動によってそれらを拾いながら進むことになります。時には移動力を増すイベントや戦闘に自動勝利できる「奇襲」のイベント、負傷を回復する「薬」など様々なギミックがちりばめられているので、単に戦闘をするために進むだけでなく効率よくアイテムを拾い上げてペンダントを届けることにあるでしょう。ただし、アイテムやイベントの中には「トラップ」が仕掛けられているので、やたらめったら駒を引きまくるのは注意が必要となります。
このゲームは対戦でプレイすることも可能ですが、できれば三銃士とダルタニアンを各プレイヤーに任せて、護衛隊側と対戦する5人プレイをお薦めします。ゲーム開始時、誰が本物のペンダントを持ち、誰が偽物を持つかによっていくつかの戦略が考えられるからです。護衛隊側は豊富な防御部隊をいかにルーブル宮殿内に展開して、本物を早く捕捉できるか作戦を立てることになりますし、三銃士とダルタニアン側は敵を騙しながら本物のペンダントを守りきり、強力な戦力を有効に使用して王妃に近付くことが要点となります。

屋敷内に展開する戦力を有効に使う護衛隊と強力な戦力で突破を計る三銃士とダルタニアンという構図は『ウォーゲーム日本史』の『討入忠臣蔵』に似ているように思いますね。実際、戦法等の基本的な戦術は2つの作品、似通ったところが多々あるように思いますから。
そういえば、『三銃士』には続編が2つあるのをご存じでしょうか? 『二十年後』と『ブラジュロンヌ子爵』で、この3つを合わせて『ダルタニアン物語』という長編ストーリーとなる訳ですね。高校生の時、友人が全3部作を読破したという話しを聞いたのですが、私は続編2本は未読です。NHKで放映された『アニメ三銃士』の後半に登場する「鉄仮面」の話しは、第三部の『ブラジュロンヌ子爵』に登場する鉄仮面からヒントを得て作られたものなのでしょうね。
ところで、三銃士を題材にしたゲームって結構あるのですが、このブログでも以前紹介した『三銃士―The Three Musketeers』は雰囲気も良く出ていてゲームになれていない人でもすぐに遊ぶことができる好ゲーム。先月の「かわら版」でもゲーム風景を紹介したこともありますので、「人形劇 新三銃士」繋がりでもう一度紹介しましょう。

ゲームは、本編中盤の山場とも言える「王妃のペンダント」に関するエピソードを作品に折り込んでいます。
バッキンガム公からペンダントを受け取った三銃士とダルタニアンは舞踏会が開催され王妃が国王に謁見する前にペンダントを渡さねばなりません。彼らはルーブル宮殿内を王妃の元へ急行するのですが、彼らを妨害する黒い影が……。そう、護衛隊とリシュリュー卿の配下にいるロシュフォールとミレディが彼らの前に立ちはだかるのです。
で、このゲームに関するお話し。
各々登場するキャラクターの特徴がゲームに活かされているのは、小説が土台となっている作品だけに想像は付くと思います。三銃士やダルタニアンは戦闘の際振れるサイコロの数が多くさらに4以上のサイの目でヒットを与えるのに対して、護衛隊は1人1個しか振れずサイの目5以上を出さなくては打撃を与えられません。三銃士とダルタニアンにはヒットポイントが与えられているのに対して、護衛隊側は1人1ポイントしかヒットポイントがないので、数の護衛隊vs質の三銃士とダルタニアンという構図がゲームの根底にあることは理解いただけると思います。
ゲームのプレイ順は枚ターン開始時に引かれる順番カードに記されています。護衛隊はまとめて動かせるのに対して三銃士とダルタニアンはキャラクターごとに順番が設定されており、カードによってその順番はまちまち。時には護衛隊側が先に動くことがあればその逆もあるので状況によって移動順が重要になってきます。
マップ上にはイベントやアイテムの駒が伏せて配置されているので、移動によってそれらを拾いながら進むことになります。時には移動力を増すイベントや戦闘に自動勝利できる「奇襲」のイベント、負傷を回復する「薬」など様々なギミックがちりばめられているので、単に戦闘をするために進むだけでなく効率よくアイテムを拾い上げてペンダントを届けることにあるでしょう。ただし、アイテムやイベントの中には「トラップ」が仕掛けられているので、やたらめったら駒を引きまくるのは注意が必要となります。
このゲームは対戦でプレイすることも可能ですが、できれば三銃士とダルタニアンを各プレイヤーに任せて、護衛隊側と対戦する5人プレイをお薦めします。ゲーム開始時、誰が本物のペンダントを持ち、誰が偽物を持つかによっていくつかの戦略が考えられるからです。護衛隊側は豊富な防御部隊をいかにルーブル宮殿内に展開して、本物を早く捕捉できるか作戦を立てることになりますし、三銃士とダルタニアン側は敵を騙しながら本物のペンダントを守りきり、強力な戦力を有効に使用して王妃に近付くことが要点となります。

屋敷内に展開する戦力を有効に使う護衛隊と強力な戦力で突破を計る三銃士とダルタニアンという構図は『ウォーゲーム日本史』の『討入忠臣蔵』に似ているように思いますね。実際、戦法等の基本的な戦術は2つの作品、似通ったところが多々あるように思いますから。
そういえば、『三銃士』には続編が2つあるのをご存じでしょうか? 『二十年後』と『ブラジュロンヌ子爵』で、この3つを合わせて『ダルタニアン物語』という長編ストーリーとなる訳ですね。高校生の時、友人が全3部作を読破したという話しを聞いたのですが、私は続編2本は未読です。NHKで放映された『アニメ三銃士』の後半に登場する「鉄仮面」の話しは、第三部の『ブラジュロンヌ子爵』に登場する鉄仮面からヒントを得て作られたものなのでしょうね。
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