先日お知らせしました通り、ウォーゲーム日本史第10号『源平合戦 ─寿永の乱─』についてのお話しを本日から数回にわたりお届けします 【商品ページは→コチラから】
1回目の話題は、本作がウォーゲーム初心者にも楽しめるように制作した点に重点がおかれたことをお伝えできればと思っています。

本作品ですが、プレイ時間が60分から90分で終わるように設計しました。
山札がなくなればゲームは終了するのですが、毎ターンプレイヤーは自分の手札を1枚必ず切り補充することから、自分の手番はなんと12回しかないのです。
使用するコマ数もさほど多くないことや考える時間を含めてもシステムはとても軽いことから、自然とプレイ時間が90分程度に収まるようになっているのがこのゲームに仕掛けた特徴と言えます。
システムが軽いからと行って戦略の幅がないかといえばそうではありません。この辺りの作戦・戦略に関するお話しは、後のブログで詳しくお話ししましょう。
で、この枠組みならばゲームになれてくれば60分程度で1ゲームが終わるようになりますし、ゲームの途中で最初からやり直すことになっても負担は低くなるのではないでしょうか?
ウォーシミュレーションゲームをプレイする際、時間がかかるということが敷居の高さになっている、と時折耳にしますが、そのハードルを下げるために取られたシステムを『源平合戦 ─寿永の乱─』に活かしたという訳です。

【源氏軍初期手札】
また、ウォーシミュレーションゲームをプレイする際、はじめに何をすればいいのか分からないという負担を少しでも軽減できるように「初期手札」を導入しました。
この初期手札とは、ゲーム開始時から手元に持っているカードのことで、本作では源氏軍は3枚、平氏軍は2枚と変則的な初期手札の枚数になっています。プレイ開始時に山札から引いてきたカードの中から最善の初手を考えることはウォーゲームになれていないプレイヤーにとって難しいのでは? という意見があったことから、はじめから持っている手札の中から初手を選択してもらえるようにしようと考えたのがこのシステムなのです。

【『源平合戦 ─寿永の乱─』の各種イベントカード】
さらに、できる限り今に伝わる「源平合戦」のイメージをゲームに活かしたいと考えたことから、源平合戦エピソードもカードのフレーバーとして残したのです。マップをご覧いただければわかるように西日本という広い範囲をエリア区分にし、その上に駒を配置してプレイする戦略規模のゲームであることから、より雰囲気を味わってもらうためにカードのイベントとして意図的に落とし込んだのです。
このような点が『源平合戦 ─寿永の乱─』の特徴であり、同じシステムエンジンを持っている『長篠・設楽原合戦』も然りです。
なるほど、そういう意図で創られているのか……とこのブログを読んで、感じていただければぜひ一度プレして実感していただければ有り難いです。
●ウォーゲーム日本史第10号『源平合戦 ─寿永の乱─』は→コチラから
1回目の話題は、本作がウォーゲーム初心者にも楽しめるように制作した点に重点がおかれたことをお伝えできればと思っています。

本作品ですが、プレイ時間が60分から90分で終わるように設計しました。
山札がなくなればゲームは終了するのですが、毎ターンプレイヤーは自分の手札を1枚必ず切り補充することから、自分の手番はなんと12回しかないのです。
使用するコマ数もさほど多くないことや考える時間を含めてもシステムはとても軽いことから、自然とプレイ時間が90分程度に収まるようになっているのがこのゲームに仕掛けた特徴と言えます。
システムが軽いからと行って戦略の幅がないかといえばそうではありません。この辺りの作戦・戦略に関するお話しは、後のブログで詳しくお話ししましょう。
で、この枠組みならばゲームになれてくれば60分程度で1ゲームが終わるようになりますし、ゲームの途中で最初からやり直すことになっても負担は低くなるのではないでしょうか?
ウォーシミュレーションゲームをプレイする際、時間がかかるということが敷居の高さになっている、と時折耳にしますが、そのハードルを下げるために取られたシステムを『源平合戦 ─寿永の乱─』に活かしたという訳です。

【源氏軍初期手札】
また、ウォーシミュレーションゲームをプレイする際、はじめに何をすればいいのか分からないという負担を少しでも軽減できるように「初期手札」を導入しました。
この初期手札とは、ゲーム開始時から手元に持っているカードのことで、本作では源氏軍は3枚、平氏軍は2枚と変則的な初期手札の枚数になっています。プレイ開始時に山札から引いてきたカードの中から最善の初手を考えることはウォーゲームになれていないプレイヤーにとって難しいのでは? という意見があったことから、はじめから持っている手札の中から初手を選択してもらえるようにしようと考えたのがこのシステムなのです。

【『源平合戦 ─寿永の乱─』の各種イベントカード】
さらに、できる限り今に伝わる「源平合戦」のイメージをゲームに活かしたいと考えたことから、源平合戦エピソードもカードのフレーバーとして残したのです。マップをご覧いただければわかるように西日本という広い範囲をエリア区分にし、その上に駒を配置してプレイする戦略規模のゲームであることから、より雰囲気を味わってもらうためにカードのイベントとして意図的に落とし込んだのです。
このような点が『源平合戦 ─寿永の乱─』の特徴であり、同じシステムエンジンを持っている『長篠・設楽原合戦』も然りです。
なるほど、そういう意図で創られているのか……とこのブログを読んで、感じていただければぜひ一度プレして実感していただければ有り難いです。
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