
【連合艦隊・DVDジャケットより】
昨日、映画「連合艦隊」に出てきた「帽ふれ」のお話しをしたのですが、本日もその映画に絡めて今月末に登場するゲーム『日本機動部隊』のお話しを少し。
「連合艦隊」にはいくつかのエピソードがちりばめられております。後半の山場となるお話しが、レイテ沖海戦。その中でも日本が最後に残した正規空母「瑞鶴」を囮に使い、ハルゼー艦隊を引きつける「エンガノ岬沖海戦」が取り扱われています。
エンガノ岬沖海戦が取り扱われている映画って……他にありますかねぇ。ご存じの方がいるならば、興味があるので是非教えて下さい。
で、映画のエピソードとして結構有名になっているお話しなのでご存じの方も多いと思いますが、このエンガノ岬沖海戦に関してお話しをひとつ。
海戦当時、瑞鶴に搭載されていた艦爆は「彗星」だったらしいのですが、物語の途中まで中心人物(永島敏行さんの演じる本郷英一)が九九艦爆のパイロットであることから、瑞鶴の搭乗機が九九艦爆で採用されているのです。噂なのですが、この映画に企画協力として参加した豊田穣さんが九九艦爆のパイロットだった経歴があるので、ねじ込んだなんて話もありますがそれが事実なのかは解りません。
「連合艦隊」という映画、母艦機乗りが物語を担うという面白い作品で、この本郷兄弟と別に登場する小田切親子のエピソードを中心に真珠湾攻撃から沖縄水上特攻まで描かれた作品なのです。お話しとしてもとても良い作品ですし機会があれば是非一度観ていただきたいですね。
で、劇中のエンガノ岬沖海戦でも登場する九九艦爆が↓これ。

ユニットは新しい『日本機動部隊』のものです。昨日は艦船のユニットを紹介しましたが、本日は航空機ユニットを。
今回のユニットで注目していただきたいのは、所属艦別に着けられた「帯」ですね。

白二本線ということは、瑞鶴所属の飛行隊となります。
コマンドマガジン版でも採用されていたのですが、上面からの図になっていることからか、さらにはっきりと解るようになった気がします(個人的な見解?)。
さらに今回の米軍機ユニットは母艦の番号が採用されています。例えば↓これ

所属空母はCV6なので……↓これになります。

CV2 レキシントン
CV3 サラトガ
CV5 ヨークタウン
CV6 エンタープライズ
CV7 ワスプ
CV8 ホーネット
上記の米空母がゲームに登場するということは、「セブンシスターズ」で『日本機動部隊』に登場しないのは「CV4レンジャー」のみなので、6隻そろい踏み(?)となりますか。折角だし、あまり登場機会のないレンジャーをヴァリアントで付けても良かったのじゃないかなぁ……なんて思うのは私だけでしょうね。
ちなみに、所属番号だけではどの空母なのかわからない! と言う人も、母艦のユニットをみたらちゃんと書いてあるのでご安心を。
と言うような新しい要素を加えて『日本機動部隊』は7月31日発売となります。お楽しみにお待ち下さいね。
●アナログゲームショップはこちらから
| ホーム |