さて本日で4回目を迎えましたウォーゲーム日本史創刊号『新選組始末記』の紹介ですが、アナログゲームショップでは昨日3月16日(月)から予約注文分の商品発送を開始しています。20日の発売日にはお手元に届いていると思いますので、こちらのブログも参考にしていただき「新選組始末記」をいち早く楽しんでいただければと思います。
今回は、ゲームの肝と言える「戦闘」に関するルールを紹介しましょう。チャンバラですよ、チャンバラ!
戦闘の手順はとっても簡単。
まず、「非主導権側」のプレイヤーがコマを1つ出します。出したコマに対して、「主導権側」プレイヤーが対するコマを出すのです。こうやって戦闘する「組」を作っていくのですが、コマの数が多い側は味方のコマに「支援」を与えて、戦闘を有利にすることができます。
戦闘の解決方法は以下の通りで、上記の数値をお互い比較して数値が大きい方が勝ちとなります。
「サイコロ1個の目」+「武力」+「支援コマの数」
ただし、サイコロを振る前に各キャラクターの特徴を出すこともできるのです。それが、キャラクターに与えられた「技能」という情報です。

上記の画像は新選組十番組長の原田左之助。彼の「技能」は「槍」になります。この技能は、相手キャラクターが持つ「剣」「斬」「刀」の技能を無効にする特殊能力。

なので、上記の桂小五郎にはその能力を発揮することはできませんが、

黒田了介が相手ならば、「槍」の能力を遺憾なく発揮できます。
ちなみに、
「剣」は戦闘時サイコロを2個振れ、好きな目を選択できる能力
「斬」は死亡判定の時に斬られた側が死亡しやすくなる能力
「刀」は戦闘時のサイの目が「1」の場合、振り直しができる能力
となるのです。
で、気になるのが、桂小五郎が持つ「経」の技能。
これがとてつもなくエグい能力で、ルールブックによると……
「経」は洋楽や実学の経験者(合理的な人物)を表す能力で、戦闘前戦闘時の相手の技能を(「経」を含めて)全て無効にします(万能の真理を追究しているので驚かないのです)。
なるほど、桂小五郎ほどの人物になると、相手の能力を封じ込めちまうんだなぁ……。
戦闘のサイコロが振られ修正が加えられたら、その数字を比較して大きい目の方が勝利者となります。その差額が「1」ならば逃亡、「2」以上ならば死亡判定となるのです。死亡判定はサイコロを1個振り、自分の身分を越える数値が出てしまうと死亡となるのですが、

松原忠司のように「柔」の技能を持つキャラクターは死亡判定の際サイの目に-1の修正を受けることができます。ただし、桂小五郎が相手の場合、「経」の特殊能力で「柔」の能力は封殺されるのですよね……。
戦闘の判定が終了すれば退却の宣言が行われます。もちろん、退却するキャラクターに対して追撃をすることはできるのですが、逃げるキャラクターの「文学」の数値以上の「文学」を持たなければ追撃は失敗してしまいます。

流石、「逃げの小五郎」。「文学5」のは恐れ入りますね。
ちなみに、佐幕派で桂小五郎を追いかけられるのは

……以上、3名のみ。
伊東甲子太郎はまだしも、山崎烝、柴司は一刀両断に返り討ちやん(笑)。
●『ウォーゲーム日本史 創刊号 新選組始末記』はこちらから購入できます
今回は、ゲームの肝と言える「戦闘」に関するルールを紹介しましょう。チャンバラですよ、チャンバラ!
戦闘の手順はとっても簡単。
まず、「非主導権側」のプレイヤーがコマを1つ出します。出したコマに対して、「主導権側」プレイヤーが対するコマを出すのです。こうやって戦闘する「組」を作っていくのですが、コマの数が多い側は味方のコマに「支援」を与えて、戦闘を有利にすることができます。
戦闘の解決方法は以下の通りで、上記の数値をお互い比較して数値が大きい方が勝ちとなります。
「サイコロ1個の目」+「武力」+「支援コマの数」
ただし、サイコロを振る前に各キャラクターの特徴を出すこともできるのです。それが、キャラクターに与えられた「技能」という情報です。

上記の画像は新選組十番組長の原田左之助。彼の「技能」は「槍」になります。この技能は、相手キャラクターが持つ「剣」「斬」「刀」の技能を無効にする特殊能力。

なので、上記の桂小五郎にはその能力を発揮することはできませんが、

黒田了介が相手ならば、「槍」の能力を遺憾なく発揮できます。
ちなみに、
「剣」は戦闘時サイコロを2個振れ、好きな目を選択できる能力
「斬」は死亡判定の時に斬られた側が死亡しやすくなる能力
「刀」は戦闘時のサイの目が「1」の場合、振り直しができる能力
となるのです。
で、気になるのが、桂小五郎が持つ「経」の技能。
これがとてつもなくエグい能力で、ルールブックによると……
「経」は洋楽や実学の経験者(合理的な人物)を表す能力で、戦闘前戦闘時の相手の技能を(「経」を含めて)全て無効にします(万能の真理を追究しているので驚かないのです)。
なるほど、桂小五郎ほどの人物になると、相手の能力を封じ込めちまうんだなぁ……。
戦闘のサイコロが振られ修正が加えられたら、その数字を比較して大きい目の方が勝利者となります。その差額が「1」ならば逃亡、「2」以上ならば死亡判定となるのです。死亡判定はサイコロを1個振り、自分の身分を越える数値が出てしまうと死亡となるのですが、

松原忠司のように「柔」の技能を持つキャラクターは死亡判定の際サイの目に-1の修正を受けることができます。ただし、桂小五郎が相手の場合、「経」の特殊能力で「柔」の能力は封殺されるのですよね……。
戦闘の判定が終了すれば退却の宣言が行われます。もちろん、退却するキャラクターに対して追撃をすることはできるのですが、逃げるキャラクターの「文学」の数値以上の「文学」を持たなければ追撃は失敗してしまいます。

流石、「逃げの小五郎」。「文学5」のは恐れ入りますね。
ちなみに、佐幕派で桂小五郎を追いかけられるのは

……以上、3名のみ。
伊東甲子太郎はまだしも、山崎烝、柴司は一刀両断に返り討ちやん(笑)。
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