『ウォーゲーム日本史』第4号のテーマは「忠臣蔵」。その全容は未だベールに包まれている訳ですが、編集部で繰り返されているテストプレイに参加してきましたので、この機会に報告をさせてもらいます。
ゲームが「忠臣蔵」と聞いて、どの部分がゲーム化されるのか今ひとつピンとこなかった人も多いはず。まぁ、討ち入りがメインなんだろうけど、あんなワンサイドな状況を、果たしてゲームにして面白いのだろうかという疑問もわいてくるかもしれませんね。
で、実際に拝見してプレイしてみました。
想像通り、吉良邸のマップと浪士&吉良方の駒群。お! 浪士はちゃんと47個あるってことは全員1駒1人で登場するんだ。吉良方で知っているのは……あ、清水一学。剣術値は最強の「5」だよ。これに対抗できるのは浪士方の堀部安兵衛しかいないのね。この辺りは「忠臣蔵」を知っている人ならばキャラクターだけで楽しめる要素は沢山あるはずです。
で、とりあえずセットアップしてテストを開始。一方的にやられるだろうと(勝手に)予想した吉良方を私は担当してみて、どの程度四十七士に抵抗出来るのかを試してみました。ゲームを続けていて感じたことは……
いやぁ……この作品、本当に良くできているなぁ、という感想。
ゲームは4ターンしか無く浪士方にとってもスピーディーに上野介を発見し討ち取らなければならない訳で、一方的にゲームが終わることは全くありません。吉良方の駒は全て裏向けられており、どこに誰がいるか浪士方には解りませんし、巧みに手駒を使い浪士の行く手を阻むので、なかなか上野介に近づけないのです。
さらに、吉良上野介には影武者が存在しており、上手く使えば囮にして屋敷の外に脱出してゲームに勝利することだって出来るのです。
私は最終ターンまでゲームを進めて残念ながら討ち取られてしまいましたが、途中まで良い感じにゲームは展開し、あわよくば脱出できたかも? というところまで行くことが出来ました。
特に吉良方は序盤から苦しい展開の連続なんですが、白熱した駆け引きが両陣営続く好ゲームに仕上がっていると思います。ゲームのバランスも保たれていますし、チャンバラゲームの定番品として名を残すゲームと言っても良いかもしれませんよ。
ウォーゲーム日本史第4号の発売は12月20日。乞うご期待!!
●アナログゲームショップはこちらから
ゲームが「忠臣蔵」と聞いて、どの部分がゲーム化されるのか今ひとつピンとこなかった人も多いはず。まぁ、討ち入りがメインなんだろうけど、あんなワンサイドな状況を、果たしてゲームにして面白いのだろうかという疑問もわいてくるかもしれませんね。
で、実際に拝見してプレイしてみました。
想像通り、吉良邸のマップと浪士&吉良方の駒群。お! 浪士はちゃんと47個あるってことは全員1駒1人で登場するんだ。吉良方で知っているのは……あ、清水一学。剣術値は最強の「5」だよ。これに対抗できるのは浪士方の堀部安兵衛しかいないのね。この辺りは「忠臣蔵」を知っている人ならばキャラクターだけで楽しめる要素は沢山あるはずです。
で、とりあえずセットアップしてテストを開始。一方的にやられるだろうと(勝手に)予想した吉良方を私は担当してみて、どの程度四十七士に抵抗出来るのかを試してみました。ゲームを続けていて感じたことは……
いやぁ……この作品、本当に良くできているなぁ、という感想。
ゲームは4ターンしか無く浪士方にとってもスピーディーに上野介を発見し討ち取らなければならない訳で、一方的にゲームが終わることは全くありません。吉良方の駒は全て裏向けられており、どこに誰がいるか浪士方には解りませんし、巧みに手駒を使い浪士の行く手を阻むので、なかなか上野介に近づけないのです。
さらに、吉良上野介には影武者が存在しており、上手く使えば囮にして屋敷の外に脱出してゲームに勝利することだって出来るのです。
私は最終ターンまでゲームを進めて残念ながら討ち取られてしまいましたが、途中まで良い感じにゲームは展開し、あわよくば脱出できたかも? というところまで行くことが出来ました。
特に吉良方は序盤から苦しい展開の連続なんですが、白熱した駆け引きが両陣営続く好ゲームに仕上がっていると思います。ゲームのバランスも保たれていますし、チャンバラゲームの定番品として名を残すゲームと言っても良いかもしれませんよ。
ウォーゲーム日本史第4号の発売は12月20日。乞うご期待!!
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