
年始の休み中、大坂城に行ってきました(あえてエレベーターが見える角度からの大阪城の写真にしてみました)。
写真の整理をしていたら、昨年も大体同じ時期に天王寺から大坂城まで歩いていたようですが、今回は久々に天守閣に登って展示物を観てきたのです。
目的は「大阪の陣屏風」と「長篠合戦図屏風」の2つの屏風です。
ご存じとは思いますが、合戦図屏風というものはいくつか残っているものでして、例えば「長篠合戦図屏風」は全国に8つ現存が確認されているそうです。私がその昔観たのは、この大阪城にあるものと犬山城に保存されているそれですが、教科書などに出てくる画像は、多分徳川美術館所蔵のものがほとんどではないでしょうか。
今回、両方の屏風について仕事がらみで確認したいことがあったので見に来たのですが、「長篠合戦図屏風」に関しては、ちょこっと面白い試みをしてみることに。徳川美術館所蔵の画像をプリントアウトして、どこが違うかを見比べてやろうというとても意地悪なことをしてきたのです。
いやぁ、結構ちょっとした描き方の差はあるもんなんですね。とても勉強になりました。
この手の文化財に詳しい学生時代の先輩から聞いたのですが、当時の為政者の思惑がこれらの屏風にもしっかり描かれているので、そう言う部分も意識してみればもっと面白く感じることが出来るよ、と。なるほどねぇ。
大阪の陣屏風をみていて思ったのですが、そう言えばその昔バンダイから「大坂夏の陣」というゲームが出ていましたね。大坂の陣をテーマにしたゲームは国内でも他にいくつかありますが、このテーマのゲームって結構面白そうだなぁと思う訳です。
EWEの大坂夏の陣はプレイしましたが、バンダイのゲームはチャンスがあれば是非プレイしたいのですが……誰か持っていませんかね?
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