
コマンドマガジン91号の予約分の発送を現在行っております。今号は「チュニジアの戦い」と熱い砂漠の戦いがテーマな訳ですが、最終ページ、裏表紙の内側に掲載されている広告を見て目がとまりました。
「『ウォーゲーム日本史』の6号って、やっぱり「箱館戦争」で決まったんだ!」
いやいや、まだ5号の「川中島戦記」も出ていないのに先のことを話すのはおかしな話しなんですが、幕末期に興味がある私にとってこの話しはビッグニュースですね。
早速感化されてしまい、昔のテレビドラマのDVDをレンタル店で借りて現在観ております。

【TSUTAYA online より】
年末時代劇で放映されたこの作品ですが、函館戦争のエピソードてんこ盛りのドラマで、この作品を観るだけで函館戦争とその前後の歴史的エピソードがほぼ解るような仕上がりになっているのです。多少演出が過剰じゃないかと言う点や役者さんが前の作品から固定しているという点で代わり映えがないとも当時言われたものですが、いやいやどうして、かなり気合いの入った作品で大好きでしたねぇ。
函館戦争を題材にしたドラマ作品って結構少なく、しかも榎本釜次郎と幕府海軍にスポットを当てた「海戦もの」なんてコアな視聴者層をターゲットにしたとしか思えませんでした。私はどストライクだった訳ですがね。
「五稜郭」は当時のエピソードをなぞらえてドラマにする手法を全面にだした作品とするならば、お芝居という視点から見た時の「函館戦争」を題材にした名作といいますれば、NHKで放映された「新選組!」のスピンオフ作品、「新選組!! 土方歳三 最期の一日」だと思います。

【TSUTAYA online より】
三谷幸喜さんが得意とする「密室劇」で(もちろん、場面はいくつも変わりますが、メインは密室でのやりとりです)、各キャラクターと役者さんの良さが三谷さんの演出による味付けで見事な歴史ドラマとして再現されております。作品中に登場する大鳥圭介役の吹越満さんが良い味を出しており、私のイメージする「大鳥圭介」像はこの作品を観て吹越満さんになってしまったぐらいハマッてしまった作品です。
両作品とも主人公クラスの扱いを受けている土方歳三ですが、「五稜郭」での渡哲也さん、「新選組!!~」の山本耕史さんともに「土方らしいなぁ……」と思えるのは役者さんの腕なんでしょうね。
てなわけで、これらのDVDを見終えたら、「風林火山」や「天と地と」をがしがし見るんだい! あ、ついでに砂漠ものの作品ならば「戦闘機対戦車」なんてみようかな??
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