現在店舗の方で告知しているイベントの特典として配布するハガキゲームですが、『伏見城攻城戦』となりました。この特典ですが『ウォーゲーム日本史』を定期購読で購入していただいている方にのみ配布予定で、3月15日(月)9:00までに当店で注文していただいた方が対象となります。ご希望の方はお早めにご予約下さいね。
ということで、今回は伏見城攻城戦とはどんな戦いだったのか簡単に触れておきましょう。
慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いの前哨戦となったこの戦いは、徳川家康の配下鳥井元忠ら伏見城に立て籠もる東軍約2000人に対して、西軍の毛利・宇喜多・小早川・島津らからなる40000人が城を包囲・攻撃しました。籠城戦は壮絶を極め、城の郭を取ったり取り返したり一進一退の攻防が続いただけでなく、本丸が落ちてもまだ東軍の抵抗が続いたという話しが残るほど。結局鳥居元忠以下東軍は玉砕してしまうのですが、予想以上の頑強な抵抗を続けたために西軍の出鼻をくじいた有名な戦いとして知られています。
関ヶ原を扱ったドラマでは、徳川家康と鳥井元忠の別れがよく描かれたりしますし、落城した伏見城の資材で建設した養源院の血天井がいまだに現存することなど、結構この合戦にまつわるエピソードも満載なのでご存じの方も多いはず。伏見城そのものに関しては「伏見町史」に記述があることや、地元の郷土史家が熱心に研究を進めていることから色々とわかり始めていることもあるのですが、本来の城の中心部は現在の桃山御陵(明治天皇陵)に当たり、調査したくともできない部分が沢山あるのです……。豊臣・徳川と京都にあった政治的・軍事的拠点の城として知られているのですが、実はよくわかっていない「謎多き幻の城」としても有名です。
さて『伏見城攻城戦』ですが、このゲームでも西軍は圧倒的な戦力を持ち、落城は時間の問題です。問題はまさにその時間。規定のターン以内に落城させられなければ、西軍は本戦の「関ヶ原」の準備が間に合わなくなる=東軍勝利という結果が待っています。
攻城戦のゲームってありそうでなかったような気もするのですが……なので、珍しいテーマのゲームではないかと思います。セットアップに時間がほとんどかからず、プレイ時間も20分程度なので手軽に遊べるミニゲームとなっているのがもうひとつの売りとも言えるでしょう。
ゲームシステムの詳細については、また次回にでもお話しさせてもらいますね。
●アナログゲームショップは→コチラから
ということで、今回は伏見城攻城戦とはどんな戦いだったのか簡単に触れておきましょう。
慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いの前哨戦となったこの戦いは、徳川家康の配下鳥井元忠ら伏見城に立て籠もる東軍約2000人に対して、西軍の毛利・宇喜多・小早川・島津らからなる40000人が城を包囲・攻撃しました。籠城戦は壮絶を極め、城の郭を取ったり取り返したり一進一退の攻防が続いただけでなく、本丸が落ちてもまだ東軍の抵抗が続いたという話しが残るほど。結局鳥居元忠以下東軍は玉砕してしまうのですが、予想以上の頑強な抵抗を続けたために西軍の出鼻をくじいた有名な戦いとして知られています。
関ヶ原を扱ったドラマでは、徳川家康と鳥井元忠の別れがよく描かれたりしますし、落城した伏見城の資材で建設した養源院の血天井がいまだに現存することなど、結構この合戦にまつわるエピソードも満載なのでご存じの方も多いはず。伏見城そのものに関しては「伏見町史」に記述があることや、地元の郷土史家が熱心に研究を進めていることから色々とわかり始めていることもあるのですが、本来の城の中心部は現在の桃山御陵(明治天皇陵)に当たり、調査したくともできない部分が沢山あるのです……。豊臣・徳川と京都にあった政治的・軍事的拠点の城として知られているのですが、実はよくわかっていない「謎多き幻の城」としても有名です。
さて『伏見城攻城戦』ですが、このゲームでも西軍は圧倒的な戦力を持ち、落城は時間の問題です。問題はまさにその時間。規定のターン以内に落城させられなければ、西軍は本戦の「関ヶ原」の準備が間に合わなくなる=東軍勝利という結果が待っています。
攻城戦のゲームってありそうでなかったような気もするのですが……なので、珍しいテーマのゲームではないかと思います。セットアップに時間がほとんどかからず、プレイ時間も20分程度なので手軽に遊べるミニゲームとなっているのがもうひとつの売りとも言えるでしょう。
ゲームシステムの詳細については、また次回にでもお話しさせてもらいますね。
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