みなさんは、自作でゲームを作成した時、駒の厚みがしっくり来ないことで悩んだことはありませんか? 市販の打ち抜きブランクカウンターを使うのも良いのですが、手書きで兵科記号を入れたりシールを貼ったらあまりスマートじゃないし、薄手の紙ではどうもなぁ……という時、一つの方法として私がいつも使っている方法をお教えしましょう。
現在、パソコンを使用してプリンターで出力したデータを使用することは一般的になりました。シールに駒を印刷して厚紙に貼り付けて切り抜くのが一般的でしょうが、仮に使用するゲームの駒が両面印刷の場合、シールを貼り付けてもズレが生じるためうまく切り抜けないことも。そんな時は、ユニットデータを作る時から一工夫すれば印刷のズレを最小限に防ぐことができます。
以下の画像は、テストプレイ用に作成したハガキゲームの『伏見城攻城戦』ユニットカウンターです。データを作成する時に、↓このようにユニットの裏表を上下に揃えておきますと実はとても便利なのです。

まずはユニット作成の基礎となる厚手の紙を準備します。

プリンターでシールに出力したものが↓コレです。

そして、厚紙にそれを貼り付けます。

端から丁寧に貼り付けるとシワができにくくうまく張ることができます。
次に切り抜き作業です。ユニットの枠にそって丁寧に余分なところを切り落としていきます。この時にできる限りズレが生じないように切れば後々ユニットのズレはマシになるのは想像通り。さらに、1回で厚紙を切り落とそうとはせずに、何回も何回も筋を入れるようにカッターの刃を入れていきます。3~5回なぞるように刃を入れて紙を落とすようにすれば綺麗に裁断できるはず。

上下縦にユニットの裏表があるので、1つ1つ細かく切りたいところですが、我慢して、このように↓短冊に切るところまで済ませます。

ここまで来たら一呼吸入れましょう。実は、大したことはないのですが、次の作業がちょこっとテクニックが必要となるからです。
続いて、↓駒の裏表になる上下を繋ぐ枠線に軽く、しかし、しっかりと刃を入れます。切り落としてしまう手前まで何回か刃を入れるのがコツなんですが、力加減が難しいので、慣れるまでは回数をこなすしかありません。大体、力を入れずに3回程度刃を入れると良いでしょう。

その作業が済んだら、個々の駒を切り落としていきます。

↓上下のデータが裏表になるので、縦に刃を入れましょう。

全て縦に切り落としたら、次に、駒を完成させていきます。先ほど軽く刃を入れたラインを利用して↓山折りにしましょう。

軽く刃を入れた部分が甘いようならば駒を折り曲げる時に若干の抵抗を感じます。そんな時は、しっかり貝のフタが閉じるかのように、もう一度軽く刃を入れ直して下さい。
折り曲げたらのり付けします。

私は貼り直しが効くのりを利用していますが、どんなものでも構わないと思います。↓この際、ユニットの裏表にズレがあれば綺麗になるようずらします。

いかがでしょうか? ↑この程度の厚みがあれば充分ではないでしょうか?

とまぁ、↑完成となります。
この方法で作ると、

そのままひっくりがえすことが可能な駒が作れるのです。

よっこいしょ!

てな具合ですね~。
もし、自作でゲームを作られる際に、何かの参考になれば幸いです。
●アナログゲームショップは→コチラから
現在、パソコンを使用してプリンターで出力したデータを使用することは一般的になりました。シールに駒を印刷して厚紙に貼り付けて切り抜くのが一般的でしょうが、仮に使用するゲームの駒が両面印刷の場合、シールを貼り付けてもズレが生じるためうまく切り抜けないことも。そんな時は、ユニットデータを作る時から一工夫すれば印刷のズレを最小限に防ぐことができます。
以下の画像は、テストプレイ用に作成したハガキゲームの『伏見城攻城戦』ユニットカウンターです。データを作成する時に、↓このようにユニットの裏表を上下に揃えておきますと実はとても便利なのです。

まずはユニット作成の基礎となる厚手の紙を準備します。

プリンターでシールに出力したものが↓コレです。

そして、厚紙にそれを貼り付けます。

端から丁寧に貼り付けるとシワができにくくうまく張ることができます。
次に切り抜き作業です。ユニットの枠にそって丁寧に余分なところを切り落としていきます。この時にできる限りズレが生じないように切れば後々ユニットのズレはマシになるのは想像通り。さらに、1回で厚紙を切り落とそうとはせずに、何回も何回も筋を入れるようにカッターの刃を入れていきます。3~5回なぞるように刃を入れて紙を落とすようにすれば綺麗に裁断できるはず。

上下縦にユニットの裏表があるので、1つ1つ細かく切りたいところですが、我慢して、このように↓短冊に切るところまで済ませます。

ここまで来たら一呼吸入れましょう。実は、大したことはないのですが、次の作業がちょこっとテクニックが必要となるからです。
続いて、↓駒の裏表になる上下を繋ぐ枠線に軽く、しかし、しっかりと刃を入れます。切り落としてしまう手前まで何回か刃を入れるのがコツなんですが、力加減が難しいので、慣れるまでは回数をこなすしかありません。大体、力を入れずに3回程度刃を入れると良いでしょう。

その作業が済んだら、個々の駒を切り落としていきます。

↓上下のデータが裏表になるので、縦に刃を入れましょう。

全て縦に切り落としたら、次に、駒を完成させていきます。先ほど軽く刃を入れたラインを利用して↓山折りにしましょう。

軽く刃を入れた部分が甘いようならば駒を折り曲げる時に若干の抵抗を感じます。そんな時は、しっかり貝のフタが閉じるかのように、もう一度軽く刃を入れ直して下さい。
折り曲げたらのり付けします。

私は貼り直しが効くのりを利用していますが、どんなものでも構わないと思います。↓この際、ユニットの裏表にズレがあれば綺麗になるようずらします。

いかがでしょうか? ↑この程度の厚みがあれば充分ではないでしょうか?

とまぁ、↑完成となります。
この方法で作ると、

そのままひっくりがえすことが可能な駒が作れるのです。

よっこいしょ!

てな具合ですね~。
もし、自作でゲームを作られる際に、何かの参考になれば幸いです。
●アナログゲームショップは→コチラから

細かいことですが、気が付いたので老婆心ながらお知らせします。島津義弘の号は「維新」ではなく「惟新」、小早川の諱は「秀明」ではなく「秀秋」かと思います・・・。
>yuuen さん
コメントありがとうございます。
……あちゃぁ!! やっちまいました。
ご指摘ありがとうございます。
確かに似て非なるユニットになっちゃいましたね……。
コメントありがとうございます。
……あちゃぁ!! やっちまいました。
ご指摘ありがとうございます。
確かに似て非なるユニットになっちゃいましたね……。
| ホーム |