すみません、本日はかなり長文になってしまいまいた。ゴメンナサイ。
タイトルには大上段なテキストをさらさらっと書いてしまったのですが、、現役(?)を退いてもう3年以上になる私。元隊復帰したのが5年ほど前ですが、最近はプレイすることもめっきり減ってしまいました。復帰後2年程度で現場から少し遠のいています。
このブログをご覧の方の中にもTRPGをプレイされている方はいらっしゃると思いますが、中には「かなり前にプレイしたけど……もうウン十年も前のことだし」とおっしゃる方もいるはず。TRPGというゲームもかなり様変わりをしてきたのは皆さん何となく感じているのではないでしょうか?
先日、JGC(ジャパンゲームコンベンション)が開催されたことはコチラのブログでも書かせてもらいました。TRPGをどっぷり3日間堪能できる宿泊型コンベンションとして夏の恒例行事みたいになりましたが、今ではTRPGのコンベンションというよりはむしろ、「アナログゲームの祭典」という意識が強いように感じられます。
残念ながらこの数年、その息吹を肌で感じることはできないのですが、毎年参加している古くからの友人たちから話しを聞いたりブログでの報告を受けていると、久々にTRPGを遊んでみたいなぁと言う衝動に駆られます。
私がプレイするTRPGはもっぱら『クトゥルフの呼び声』(クトゥルフ神話RPG)なのですが、時代背景や原作が好きだったということからのめり込んだ作品だったりします。もちろんファンタジーの作品もプレイしました。メジャーな作品は元来ひねくれ者だった私なので避けて通りましたが、『D&D』や『T&T』なんてものは一通りプレしました。ちなみに、初めて購入したTRPGは『トラベラー』でしたからジャンル的にはほぼ全てを網羅している(はず)なのです。
だけど、やはり背景世界が歴史的なものに惹かれる部分が強く、歴史的な背景があるTRPGなんてよくシナリオを書いて遊んだものでした。
『大空のサムライ』を使って「南太平洋海戦」をモチーフにしたシナリオをプレしたことも。映画「連合艦隊」を下敷きにした短いセッションでしたが結構面白かったですね。翔鶴の母艦機乗りになって作戦に参加するも、帰還した際母艦が損傷を受けていて着艦が困難な状況に追い込まれるという単純なもの。「ミッドウェイ」のラストシーンを少し意識していたのですが、こちらの意図とは別方向に話しは進んでいきました。
あとはRPGamerにも掲載されたサプリメント『ルール・ザ・ワールド/新選組』を使って「会津中将暗殺計画」なんてセッションをしたこともありました。これは最後までプレイすることが出来ず未完に終わったのですが、かなり練り込んだシナリオでした。プレイヤーは新選組の隊士になって斉藤一らと京都守護職松平容保暗殺の陰謀を阻止するというもので、仲の悪かった会津藩別選組佐川官兵衛と徐々に和解していくという話し。シナリオは後半から時代が飛び「西南戦争」まで続くお話しで斉藤一や佐川官兵衛とプレイヤーが再会するというサブエピソードも入っていました。
最後に紹介するのは冗談セッションで、「T34戦車」を主役にした作品。3つのゲームを使って「東部戦線編」「ベルリン1945編」「宇宙編」と私の部屋に集まって徹夜で馬鹿騒ぎをした覚えがあります。プレイヤーはソビエトの戦車乗りになって時代を生きていくのですが、「東部戦線編」は『T&T』(「これでもくらえ!」を「くたばれ、ゲルマンスキー!」なんて魔法?に変えたりしました)、「ベルリン1945」は『大活劇』(ベルリン突入と共にヒトラーを暗殺するシナリオでエバ・ブラウンも登場させましたね)、「宇宙編」は『トラベラー』(T34を改造して小型宇宙探査船にするという話し)。
全て歴史的背景らしいものを引っ張りながら事実とは全く異なるイメージのみのセッションでしたが、とても面白かったですね。
TRPGはこうやって工夫一つで色々な「顔」を見せてくれるゲームなんですよね。マスターの力量に頼る部分はあると思うのですが、こういうちょっと冗談めいたセッションもたまにはやってみたいなぁと思うのです。
●アナログゲームショップは→コチラから
タイトルには大上段なテキストをさらさらっと書いてしまったのですが、、現役(?)を退いてもう3年以上になる私。元隊復帰したのが5年ほど前ですが、最近はプレイすることもめっきり減ってしまいました。復帰後2年程度で現場から少し遠のいています。
このブログをご覧の方の中にもTRPGをプレイされている方はいらっしゃると思いますが、中には「かなり前にプレイしたけど……もうウン十年も前のことだし」とおっしゃる方もいるはず。TRPGというゲームもかなり様変わりをしてきたのは皆さん何となく感じているのではないでしょうか?
先日、JGC(ジャパンゲームコンベンション)が開催されたことはコチラのブログでも書かせてもらいました。TRPGをどっぷり3日間堪能できる宿泊型コンベンションとして夏の恒例行事みたいになりましたが、今ではTRPGのコンベンションというよりはむしろ、「アナログゲームの祭典」という意識が強いように感じられます。
残念ながらこの数年、その息吹を肌で感じることはできないのですが、毎年参加している古くからの友人たちから話しを聞いたりブログでの報告を受けていると、久々にTRPGを遊んでみたいなぁと言う衝動に駆られます。
私がプレイするTRPGはもっぱら『クトゥルフの呼び声』(クトゥルフ神話RPG)なのですが、時代背景や原作が好きだったということからのめり込んだ作品だったりします。もちろんファンタジーの作品もプレイしました。メジャーな作品は元来ひねくれ者だった私なので避けて通りましたが、『D&D』や『T&T』なんてものは一通りプレしました。ちなみに、初めて購入したTRPGは『トラベラー』でしたからジャンル的にはほぼ全てを網羅している(はず)なのです。
だけど、やはり背景世界が歴史的なものに惹かれる部分が強く、歴史的な背景があるTRPGなんてよくシナリオを書いて遊んだものでした。
『大空のサムライ』を使って「南太平洋海戦」をモチーフにしたシナリオをプレしたことも。映画「連合艦隊」を下敷きにした短いセッションでしたが結構面白かったですね。翔鶴の母艦機乗りになって作戦に参加するも、帰還した際母艦が損傷を受けていて着艦が困難な状況に追い込まれるという単純なもの。「ミッドウェイ」のラストシーンを少し意識していたのですが、こちらの意図とは別方向に話しは進んでいきました。
あとはRPGamerにも掲載されたサプリメント『ルール・ザ・ワールド/新選組』を使って「会津中将暗殺計画」なんてセッションをしたこともありました。これは最後までプレイすることが出来ず未完に終わったのですが、かなり練り込んだシナリオでした。プレイヤーは新選組の隊士になって斉藤一らと京都守護職松平容保暗殺の陰謀を阻止するというもので、仲の悪かった会津藩別選組佐川官兵衛と徐々に和解していくという話し。シナリオは後半から時代が飛び「西南戦争」まで続くお話しで斉藤一や佐川官兵衛とプレイヤーが再会するというサブエピソードも入っていました。
最後に紹介するのは冗談セッションで、「T34戦車」を主役にした作品。3つのゲームを使って「東部戦線編」「ベルリン1945編」「宇宙編」と私の部屋に集まって徹夜で馬鹿騒ぎをした覚えがあります。プレイヤーはソビエトの戦車乗りになって時代を生きていくのですが、「東部戦線編」は『T&T』(「これでもくらえ!」を「くたばれ、ゲルマンスキー!」なんて魔法?に変えたりしました)、「ベルリン1945」は『大活劇』(ベルリン突入と共にヒトラーを暗殺するシナリオでエバ・ブラウンも登場させましたね)、「宇宙編」は『トラベラー』(T34を改造して小型宇宙探査船にするという話し)。
全て歴史的背景らしいものを引っ張りながら事実とは全く異なるイメージのみのセッションでしたが、とても面白かったですね。
TRPGはこうやって工夫一つで色々な「顔」を見せてくれるゲームなんですよね。マスターの力量に頼る部分はあると思うのですが、こういうちょっと冗談めいたセッションもたまにはやってみたいなぁと思うのです。
●アナログゲームショップは→コチラから
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