
昨日に引き続き、ウォーゲーム日本史第9号『東国争乱』の話題です。【商品フォームは→コチラから】
戦国時代の前期から後期まで楽しむことができるこの作品。プレイすればプレイする度に、その奥深さに驚かされることでしょう。
なるほど、武田の勢力が何故天下統一の偉業を達成するのが難しかったのか、今川・北条・武田の三勢力のバランスがどのように保たれたのか、織田・北条が何故力をつけ後半まで生き残れたのかなどなど、いくつかの歴史的な疑問に対してゲームを通して見つけることができるかもしれません。
なので、今まで発表された戦国テーマの多人数ゲームも良いのですが、『東国争乱』は少し切り口が違うぞ、と注目して欲しい作品と言いたいですね。
本作の特徴的な点として、各勢力の領国経営という点が強くゲームに反映されているように私は感じます。戦国時代は戦ばかりじゃないと言われるように、まずは自国の基盤をしっかりさせなくては領土拡大による他大名との全面戦闘は失敗に終わる可能性が高いのです。計画的な軍備や行動を見据えなくては領国が崩壊しかねないというのも、このゲームの面白さの一つと言えるでしょう。
戦闘システムも面白いんですよ、これが。
このゲーム、サイコロもイベントカードも使わないんですが……
ま、それらのことはまた別の機会にお伝えしますね。
●アナログゲームショップは→コチラから
| ホーム |