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a-game shop(国際通信社)の日記出張所です。店舗の商品紹介はもちろんのことアナログゲームのことや日々のつれづれごとを日記にして書いております。
a-game つれづれ日記
『Oil War: Iran Strikes』(MODERN WAR#2)
2012-09-28-Fri  CATEGORY: ゲーム
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現在店舗に在庫が無いのですが、先日ひょんなことでプレイする機会がありました。記録代わりに感想を含めて記載しておきます。今後、購入を検討される方の判断材料になれれば幸いです。





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担当したのがイラン軍。勝利条件は既定の得点をイラン側がゲーム中に取ればサドンデス勝利です。規定の点数というのが面白い処理をしており、イベントや米軍の行動によってその基準値が変動します。ゲーム開始時は4点を獲得すればイラン側が勝利を治めるのですが、米国軍が都市への空爆を行ったりすると、その基準値が下がり勝利基準点が3点になります。勿論、逆に基準点が上がるイベントも準備されており、得点記録の枠を超えることが起これば、その時点で両陣営にサドンデス条件が成立するのです。





この勝利条件基準はとても面白い方法だと感じましたね。





ゲームシステム上で面白いと感じたのが、米軍の行動。米陣営のアラブ諸国と米軍はそれぞれ別の行動を行えるようになっているのですが、米軍はイラン側の行動手番中にでも割り込んで行動を行えるようになっています。なので、イラン軍の出鼻をくじく攻勢はもちろんのこと、防御にも獅子奮迅の働きを行えるのです。





さらに米軍は敵のZOCを完全に無視できるので、イラン側からすれば厄介な存在に感じられます。





ゲーム自体はゲーム序盤でイラン側がどれだけ早くイラク全域と首都バグダッドを押さえ南に展開できるかにかかっているように感じました。米側は北部の抵抗で時間を稼ぎながらクエートをいかに守りきるかが勝負のポイントになると思います。





近代戦はさほど詳しくもないのですが、流石ボンバのデザインだなと思わせるところも沢山見受けられます。ゲームとしては回数を重ねていくことで各々の部隊の特性を活かせるようになるので、1回だけでは良さが見えてこない作品なのではないでしょうか。





ゲームのシステムがとても面白く感じられたので、他のテーマやシーンに活かせる要素がふんだんに盛り込まれていると思います。近代戦が苦手だという人も、機会があれば是非一度このシステムを経験するという意味でプレイされることをお薦めしたいですね。





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