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今号の特集は「ゲティスバーグ会戦ゲーム55年史」と題して、DDH社の『ゲティスバーグ会戦』と『アンティータムの戦い』が2 in 1となっております。
今回、『ゲティスバーグ会戦』に少し関わらせてもらったのですが、なかなか面白いシステムのゲームだと思います。お恥ずかしいことなのですが、ゲティスバーグ会戦のゲームをちゃんとプレイするのはこれが初めてでして……南北戦争の歴史なんかをざっくりですがいちから勉強し直しました。
セカイシ ニガテ ナンダヨナ……

南北戦争の武器が幕末の日本に流れてきて、戊辰の戦いで使われたことは知られていますし、今年の大河ドラマの前半でもしばしば出てきましたよね? まさにこのゲームをプレイして思ったのですが、南北戦争、戊辰戦争共に「大砲」が勝負を決する戦いと言っても過言ではないほどゲーム中重要な役割を果たします。
軍団ごとに命令を事前に決めて行動させるのですが、南軍は1つの軍団に2つの命令が下せるので、展開力が勝っています。この命令カードを使うシステムが本作の特徴なのですが、命令によってはいくつかの行動内容に制限が加えられているのです。その制限が「移動」に関するものであったり、「戦闘」に関するもの、はたまた「砲撃」や「指揮官」の使用制限に関するものであったりするのです。
戦闘が発生すれば、まず「砲撃」を解決するのですが、攻撃側、防御側の順で砲撃戦が発生します。砲撃が命中したら、目標ヘクス全体は混乱状態に陥り、続く戦闘に大きな支障を来すのですが、先にお話しした「命令形態」によって戦闘が発生した軍団自体の砲撃が行えない場合が発生するのです。この両軍における命令の組み合わさり方次第でゲームの展開が大きく変化して戦況が一変することも。そういう点でも「駆け引き」が楽しめる作品だと思います。
10月27日(日)にゲームプレイ会「第2回ウォーゲーム士官学校」が開催されますが、その時にプレイできたらなぁ……なんて、考えたりしています。
ちなみに『ゲティスバーグ会戦』はプレイ時間がかなりかかるので、同じシステムでこのゲームの下敷きになった『アンティータムの戦い』ならば、ゲーム会でプレイできそうです。『ゲティスバーグ会戦』をプレイするための練習シナリオ的なポジションでもありますので、チャンスがあればこちらをプレイするのもアリかな? なんて思っています。
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